旅を愛する全ての人へ 旅人のバイブル 「深夜特急」の感想
旅が好きな人、これから一人旅をしてみようと思ってるすべての人読んで欲しい旅人のバイブルである、沢木耕太郎著者の「深夜特急」
今日はこの本を紹介します。
「深夜特急」は文庫本で1~6巻まであり、内容を一言でまとめると、
バックパッカーがインドのデリーからイギリスのロンドンまで乗り合いバスで向かう話(実話)
です。
そこなかで起きる予想外の出来事、良い出会い、悪い出会い、葛藤、人生とは何かなど旅の仕方や生きることについて沢山のことを得ることができます。
そしてこの本の凄いところは、怖いくらいその描写が頭の中に浮かんでくることです。
一度もここに行ったことも見たこととありませんが、この部分を読んだだけで、頭の中に風景が浮かんでくる。
まるで自分がそこにいて旅をしているかのように錯覚させる素晴らしい作品です。
著者の沢木耕太郎が旅に出たのが1973年の当時26歳。当時の仕事を投げたしユーラシア大陸横断の旅をしました。
その10年後に書かれたのがこの「深夜特急」でした。
10年後の記憶が鮮明に残ってるものなのか!
と思ったが、そうではなく彼は旅中にほとんど毎日手紙を書いており、手紙から記憶を辿りこの本が完成しました。
当時の時代今と比べると情報というものがほとんどなく、バスで行けるかなんて行かないとわからなかったし、ましてや中東は戦争中。
そんな中でユーラシア大陸横断を成し遂げるというのは本当にすごいことだなと思います。
この本は私の一人旅のきっかけになった一冊です。
旅人、旅をしたいと思ってる人、旅行が好きな人、全ての人に読んでもらいたい本の紹介でした。
機会があれば読んでみてください!