インドでボランティア マザーハウスで心を鍛える
インド、コルカタではマザーテレサが設立したマザーハウスでボランティアをすることができます。
内容は老人の介護または孤児院でのお手伝いをすることです。
そんなマザーハウスでのボランティアの活動の内容を説明していきます。
そもそもマザーテレサとは
マザーテレサはマケドニアで生まれ、18の時に修道女としてインドのコルカタで活動してきました。
そこで彼女は第二次世界大戦や大飢饉、インド独立運動の混乱などの歴史の変わり目や、そこで苦しむ貧しき人々を目にしてきたといいます。
その後彼女は修道院を出て貧しい人の救済活動を行いました。また死を前の手の施しようのない人々の最後の場所として、このような施設を作ったそうです。
その功績が讃えられ彼女は1979年にノーベル平和賞を与えられました。
そんな無償の愛を持つ彼女の影響もあり、今でも世界中からボランティアをしに集まってきているのです。
ガリガード 死を待つ人の家
ボランティアできる場所は主に3つで老人ホームのような介護施設が2つと身体障害者、知的障害者の子供を預かる施設の3つで、私はマザーテレサが最初に作った、「ガリガード 死を待つ人の家」にボランティアをすることを決めました。
死を待つ人の家には身寄りのいない老人だけでなく、怪我をしている人や知的障害者の人など容態は様々で、実際に死を間近に迫っているというような人はいませんでしたが、とても思い雰囲気で、正直最初は見ているだけで辛かったです。
というのも怪我をしている人の具合が様々で、鼻がなくてコンセントみたいになっている人、頭の皮膚が剥がれカッパのような頭になっている人、足がなく床を這いつくばっている人などがいました。
活動内容
8:00-
洗濯物を濯ぎ、テラスに持って行って干します。
これは施設にいる人全員分やるので結構時間がかかります。
9:00-
9時以降は臨機応変に対応します。特に何をやれというわけではないですが、私は水場に溜まった洗い物をやったり、水を配ったり、ベッドから起き上がれない寝たきりの人のマッサージをしてあげたりしていました。
10:30-
ボランティアメンバーは15分間の休憩に入ります。
11:00-
昼飯の準備を始め、配膳をし、全員が揃ってからアーメンをして食べ始め、それを見守ります。
その時私たちは水を渡したり、おかわりする人の配膳などします。
11:30-
食べ終わった人から隣の部屋のベッド室に連れて行きます。
食べ終わった人の食器を洗ったり、床や机の掃除をします。
全部終われば終了です。
ボランティアをしようと考えている人へ
あまり中途半端な気持ちで行くのであれば行がない方がいいです。
先程も書きましたが、正直見ていて辛いです。床を這いつくばっている足がない人、チャイを欲しがる老人、重度の怪我をした人、みんな同じ環境の中で暮らしています。
業務の中には皮膚剥き出しの人への治療するために暴れないように身体を抑えるように命ぜられることもあります。
そのような辛い現実から目を逸らさずに、彼らと向き合い言葉が通じないながらも精一杯サポートすることができるなら行くべきだし、得られるものは大きいです。
次回は私の感想を書いていきたいと思います。
興味が有ればコルカタへの航空券、ホテルを探してみてくださいね!