一人旅 お金がなくなった時の対処法 ツアー会社に協力してもらう
私はこれまで、一人旅を通してスリにあったり、物を無くしたりしたことはないのですが、一度だけクレジットカードの海外キャッシングの使用上限をオーバーしてしまい、現金がないという状況になったことがあります。
カード決済が普及していないタンザニアでの出来事で、現金がなければ何もできないという状況で、さらにはツアーでお世話になった人にチップを幾らか渡さなければいけないという絶体絶命の場面になったことがありました。
そういった状況になったときに私がどう対処したのか説明していきたいと思います。
ツアー会社に交渉
そもそもクレジットカードの上限がオーバーしてしまった原因は「ツアー会社にツアーに行く前に現金で料金を支払った」からです。
多額のお金を払うために銀行でクレジットカードから現金を引き下ろした結果キャッシングをオーバーしてしまいました。
現金を得るために
「ツアー会社にツアー前に払った現金を返してもらい、その分をクレジットで支払う」
と提案しました。
だがしかし!
そこのツアー会社はクレジット決済の機械を持っていませんでした!!
そこで、そこのツアー会社の友達にカード決済可能のツアー会社を経営している人がいたので、そこの会社に私のカードでその分のお金を払い、そのお金が最初のツアー会社に振り込まれ、私が現金で払ったお金が戻ってくるようにしてくれました。
むちゃくちゃ複雑で説明が難しくてごめんなさい!
最初の私がツアーを組んで行ったツアー会社をA社、A社の友達のツアー会社をB社とします。
お金の流れはこんな感じです。↓
私(カード決済)→B社(カード決済された分をA社に振込)→A社(私からツアー前に払われた現金を渡す)→私
と、このようになったわけです。
私のためにA社、B社が協力してくれたことに感謝です。
日本人にお金を借りる
歩いていたら偶然にもツアーで一緒だった日本人に遭遇し、事情を説明し、お金を借りました。連絡先を聞いて日本に帰ったらすぐに振込ましたが、これもお金を得る手段でした。
柔軟性と対応力
お金がなくなってこのままだとヤバいという心境のなかで大切なことは柔軟性と対応力だなと感じました。
一人旅ではどうすればいいかというのは自分で考えていかなければなりません。
何をしたらいいのかを行動する能力がとても大事です。
あとはこのような状況になっても冷静に対処できるくらいの英語力!
英語にあまり自信がない人はポケトークなどの翻訳機があるの安心ですよ!
では!
旅を愛する全ての人へ 旅人のバイブル 「深夜特急」の感想
旅が好きな人、これから一人旅をしてみようと思ってるすべての人読んで欲しい旅人のバイブルである、沢木耕太郎著者の「深夜特急」
今日はこの本を紹介します。
「深夜特急」は文庫本で1~6巻まであり、内容を一言でまとめると、
バックパッカーがインドのデリーからイギリスのロンドンまで乗り合いバスで向かう話(実話)
です。
そこなかで起きる予想外の出来事、良い出会い、悪い出会い、葛藤、人生とは何かなど旅の仕方や生きることについて沢山のことを得ることができます。
そしてこの本の凄いところは、怖いくらいその描写が頭の中に浮かんでくることです。
一度もここに行ったことも見たこととありませんが、この部分を読んだだけで、頭の中に風景が浮かんでくる。
まるで自分がそこにいて旅をしているかのように錯覚させる素晴らしい作品です。
著者の沢木耕太郎が旅に出たのが1973年の当時26歳。当時の仕事を投げたしユーラシア大陸横断の旅をしました。
その10年後に書かれたのがこの「深夜特急」でした。
10年後の記憶が鮮明に残ってるものなのか!
と思ったが、そうではなく彼は旅中にほとんど毎日手紙を書いており、手紙から記憶を辿りこの本が完成しました。
当時の時代今と比べると情報というものがほとんどなく、バスで行けるかなんて行かないとわからなかったし、ましてや中東は戦争中。
そんな中でユーラシア大陸横断を成し遂げるというのは本当にすごいことだなと思います。
この本は私の一人旅のきっかけになった一冊です。
旅人、旅をしたいと思ってる人、旅行が好きな人、全ての人に読んでもらいたい本の紹介でした。
機会があれば読んでみてください!
一人旅をおすすめする理由 学生のうちに旅をするメリット
私は大学1年の冬にベトナムを一人旅しました。これが私の最初の一人旅でした。
その後インドやバングラデシュを旅し、大学2年の時にアフリカに行き、キリマンジャロに挑戦していました。
さらにそこから数ヶ月後に東ヨーロッパを縦断しました。
このような一人旅のキャリアを積み、今感じることは「学生のうちに一人旅をしておくべき」ということです。
多くの時間を一人旅に費やし得たものが今の自分を作りあげたと言っても過言ではありません。
今日は学生のうちに一人旅をするメリットを私の経験から伝えていきたいと思います。
社会的地位
一人旅をしたことで、感じることは周りからの期待です。
一人旅を好きで、いろんな国に行ったことがあると言うと、基本的な人の思考は以下の通りです。
「一人旅をしている」
↓
行動力があるのでは!
英語ができるのでは!
1人でもやれる子だ!
↓
こいつはすごい!!
こんな単純なのかと思うかもしれませんが、私が自分の話をした時に7割の人の反応がこのようになっています。
このロジックは旅の量や質が高ければ高いほど強さを増してきます。
これらは就職活動をするにおいても強い武器になります。
自信がつく
一人旅をするようになってから確実に言えることは、自分の性格の変化です。
元々私は何か1人で行動するようなタイプではなかったし、どちらかというと臆病で変化することを恐れていました。
一人旅を通して1人でいろんなことをに挑戦できるチャレンジ精神や行動力が身に付いたし、何より世界観が広がったことで気持ちに余裕ができたということです。
ここでいう世界観とは、日本の一般常識は世界の常識ではないということや国民の考え方などの違いです。
このように一人旅を通じて自分に自信がついたと感じてます。
まとめ 1番大切なこと
私が一人旅をしようと思った理由は「今の自分を変えたい」ということでした。
当時私は特に目標もなくだらだらと退屈な日々を過ごしていました。やりたいことも特にないという時にたまたま読んだ本が旅に関しての本がきっかけでした。
やってみようと思い、行動に移した結果、こうして今の自分があるんだなと感じます。
確かに一人旅を通して大変なことや辛いこともありましたが、今ではそれらは全て話のネタやそれを乗り越えたことへの自信になっています。
学生のうちにこういう経験があることはこの先生きていく上でもすごく有利だなと感じます。
「大切なことは行動に移すこと」
これを読んで、ちょっとでも良いな、面白そうだなと思った人はすぐに行動するべきです。
不安や心配事を考えたってどうにもなりません。行動した先に何があるのかは行動した人にしかわかりません。
では!
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短期語学留学 オススメの国は南アフリカ
本日はオススメの留学先ということで、南アフリカを紹介します。
南アフリカでは1ヶ月間英語を学ぶために語学学校に通っていました。
語学留学というとアメリカやイギリスというイメージが強いのではと思います。
その中で私が南アフリカを選んだ理由を紹介していきます。
南アフリカとは
選んだ理由を紹介する前に、南アフリカについて説明していきます。
南アフリカはアフリカ大陸の最南端に位置し、首都は「プレトリア」、「ケープタウン」 、「ブルームフォンテーン」と3つあり、行政府、立法府、司法府でそれぞれ分かれています。
国の面積は日本の3.2倍に対して人口は約5773万人の日本のおよそ半分。
そして公用語はなんと11言語もあるんです。
そのうちの1つが英語ということになります。
最近ではラグビーワールドカップで優勝したあの南アフリカです!
南アフリカ留学の魅力
その1 値段
南アフリカ留学の魅力は値段が安いということです。
- 4週間の授業料(教科書代含む)
- ホームステイ(朝食付き)
- 空港からホームステイまでの送迎
で値段は約23万円で行けます。
航空券は別で必要ですが、それでも日本から安いもので12万ほどですから、合計で35万で留学が可能です。
アメリカやイギリスの同じようなプランで留学するとしたら、最低でも35万より安くなるところはないでしょう。
南アフリカ留学の魅力
その2 環境
- 語学学校
南アフリカの留学は値段が安いだけではありません。
私が実際にお世話になった語学学校は英語の教育はもちろん、学生の国籍が多種多様です。サウジアラビア人、ブラジル、ドイツ人、マダガスカル人、モザンビーク人など。
普段日本にいたら絶対に関わることのない人と友達になることで自分の世界観を広げる良い機会です。
日本人どころか東アジアから来ている学生が私だけだったので、英語により集中できたと思います。
2.ホームステイ
ホストファミリーとはいえ、私がお世話になったのは一人暮らしの女性のアパートでした。彼女にはボーイフレンドがいて、週末になると彼女のアパートに来てくれるようになっていました。
彼らには私を息子同然のように扱ってくれて、毎週末必ず3人で出掛けてくれました。
なので、南アフリカでの1ヶ月間は週末に自分のお金を使うことはありませんでした。
彼らからはいろんなことを教えてもらいました。ここで話すと長くなるので語りませんが、とにかく大満足でした。
南アフリカ留学の魅力
その3 面白い
3つ目の魅力はシンプルに面白いという点です。私が滞在していた南アフリカのケープタウンは発展していて、ご飯も美味しいし、治安も良いところでした。
元々ケープタウンはお金持ちが住む町で、白人が7割を占めており、アフリカなのにヨーロッパのような街並みには驚きました。
更には海、山などのアウトドアからショッピングやグルメなども楽しめるところだと思います。
まとめ
南アフリカは語学力の成長に加えて、多国籍な関わりを経て国際的な知識もつけられる良い機会だと思います。
留学選びで大事なことは、語学力の向上+αです。語学学校で勉強すること+何か学びたいことややってみたいことが多くできるところを見つけられると留学生活も充実したものになると思います。
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キリマンジャロ登山 持ち物 持っていって良かった物 レンタルで借りられる物
キリマンジャロ登山はツアーを組むことを義務づけられており、個人での登山は禁止されています。
そして私が利用したツアー会社はKiliclimbers というところで、日本人の利用度の高い会社です。
そこはレンタル用具が一部を除いてはすべてツアー費に含まれているため、手ぶらで来ても大丈夫というようなところです。
以下は私がレンタルで借りたものと一覧です。
私がレンタルしたもの
- 長袖シャツ 2枚
- レインコート下
- ウォームコート上下
- フリース
- ステッキ
- ヘッドライト
- 靴下2セット
- 水筒
- 登山靴
- 氷点下でも耐えられる強度の寝袋
- ポーターに運ばせる用の大きなバックパック(25ドル)
寝坊や着替えなどテントでしか使わないようなアイテムはすべてこの大きなバックパックに入れてポーターに運んでもらっていました。
基本的にはガイドさんが必要な物を選んでくれるので、言う通りにしてれば問題ありません。
次に私が日本から持って来た物です。
キリマンジャロ登山を通して役に立ったかを総合評価☆の数で表したいと思います!
☆は3つが満点です。
自分が持っていった物
- ユニクロのジャケット ☆☆☆
- ユニクロの極暖下着3枚 ☆☆☆
- チャンピオンのトレーナー ☆☆☆
- ワークマンで買った薄めの手袋と厚手の手袋 ☆☆☆
- ユニクロの極暖の股引3枚 ☆☆☆
- ワークマンで買った靴下2セット ☆☆☆
- 防水のノースフェイス ジャケット ☆☆☆
- ハーフパンツ ☆ (着る機会なし)
- ロングパンツ ☆☆
- フェイスタオル3枚 ☆☆ (布より速乾の方がオススメ)
- サンダル ☆☆☆
- サングラス ☆☆☆
- ネックフォーマー ☆☆☆
- ニット帽 ☆☆☆
- 水筒 ☆☆☆ (魔法瓶であると良)
- 洗面用具 ☆ (歯ブラシさえあれば充分)
- ボディーシート ☆☆☆(シャワーを浴びる代わりに!)
- 消臭スプレー ☆☆
- 時計 ☆☆☆
- スマホ、モバイルバッテリー ☆☆☆
- 写ルンです ☆☆☆
- アクエリアスの粉 ☆☆☆
- お菓子 ☆☆☆☆☆ (辛い時の励みになる)
- 味噌汁 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ (シミワタル)
まとめ
- ユニクロ、ワークマン、ノースフェイスは防寒最強
- Kiliclimbersは一部を除いてすべて無料レンタルできる
- 日本のお菓子、味噌汁など持ってくれば体力回復
極寒のキリマンジャロでもユニクロとワークマンのアイテムはとても活躍したたのでオススメです。
またKiliclimbersのツアーはほとんどにツアー費で含まれているので、食事もアイテムも好きなだけ借りられます。たくさん借りても大きなバックに詰めてポーターさんが運んでくれるので、あるに越したことはないと思います。
登山未経験者のキリマンジャロ登山 辛かったこと3選とその対策
今日はキリマンジャロ登山を通して感じた辛かったことと、それらの対策方法について3選を説明していきます。
高山病
キリマンジャロで一番辛かったと言って良いでしょう。
高山病とは高地で酸素が欠乏することによって引き起こされる病気です。
主な症状としては、頭痛、神経痛、吐き気、だるさなどがあげられます。
キリマンジャロ登山はなるべく高山病を防ぐために高度順応日を設けたり、休憩を多くするなどツアー会社や日程にによって配慮してくれますが、それでも高山病になることは覚悟しておくことをおすすめします。
私の場合はそれまで平気だったものが、5000mを過ぎた辺りから頭痛、吐き気、めまいなどの症状が出て、それらに耐えながら登りました。
対策
- 水をとにかくたくさん飲むことです。
1日3リットル以上の水を飲むことを意識しました。寒くなると水を飲むのも辛くなりますが、それでもとにかく水を飲むことを意識してください。
- ダイアモックスを飲む
高山病の症状を抑える薬です。
ツアー会社のメインガイドの方がくれました。
寒さ
日中はとにかく歩くので寒さはそこまで感じませんが、夜キャンプを張るときは寒さがとても辛いです。
テントの中で寝泊まりをするわけですので、その寒さは夜も眠れないほど辛いものがあると思います。
対策
- ホッカイロは常備する
いくら重ね着をしても寒いものは寒いですよね。そんなときはホッカイロをたくさん用意して、寝袋に仕込んでおけばある程度は暖かくして眠ることができると思います。
環境
日本での生活とは全く違う環境でストレスを感じてしまうことが多々あると思います。
- テント泊
- 1週間の風呂なし
- 便所の環境(大便したくても寒くて尻が出せない)
- ご飯
対策
こればかりは我慢するしかありません。
環境は変えられないので、自分を強く持つことや、ある程度の環境でも過ごせるようなトレーニングもしておいた方が良いかもしれません。
まとめ
これらの辛いことというのは不可抗力かとしれませんが、ある程度の準備や、対策、こういったことが起こるということを把握しておくだけでもだいぶ変わってくると思います。
備えあれば憂いなしを頭に入れて頑張ってください!
登山未経験でもキリマンジャロを登れるのか。登山初心者が語る、キリマンジャロとは
登山素人がある日アフリカ最高峰の山、キリマンジャロを登頂した時のお話です。
キリマンジャロとは
アフリカ大陸のタンザニアのモシという町にそびえ立つ、標高5895mの山であるキリマンジャロは山脈に属さない独立峰では世界で一番高い山です!
ちなみに、
世界最高峰の山、エベレストは標高8848m
日本一高い山、富士山は標高3776m
つまりエベレストの1.5倍低く、富士山の1.5倍高い山です!
素人でも登れるのか?
結論から言うと、可能です!
私は富士山も登ったこともなければ、せいぜい高尾山を高校生の時に登ったくらいでした。
両親や友人からはやめておけと止められたがそれを無視して挑戦しました。
友人のなかには登頂したら飯を奢ってやるという人もいたので、よほど登れないと思われていたと思います。
登頂に必要なもの
最低限必要なものは、
- お金
- 気持ち
この二つです。
お金
お金を必要なのは当たり前ですが、実際にどのくらい必要なのか説明していきます。
まず、キリマンジャロに登るためには、ツアーを申し込まなければ行けません。富士山のように個人で行くことができないので注意。
これはタンザニア政府の決まりなので義務です。
ツアー会社によって値段は変わってきますが、私がお世話になったのはキリクライマーズという現地のツアー会社で、5泊6日のプランで値段は総額1450$(日本円にして約16万)でした。
値段の内訳
- 入山料840ドル
(近年値段の上昇が激しい... )
- ツアー会社に払う分360ドル
(5泊6日分の食事、送迎、レンタルなど)
- チップ250ドル
(交渉次第ですが、相場は250~300$
ガイド、ポーター3人、料理人の合計5人の給料になります。)
気持ち
いうまでもなく、キリマンジャロ登頂に必要なものは技術でもスタミナでもありません。
とにかく頂上を目指して頑張るという気持ちです。
正直キリマンジャロは山との勝負というよりかは自分との勝負かなと思います。
高山病、寒さ、食事や風呂なし、テント泊などの慣れない環境から来るストレス。
こういったコンディションのなかでも諦めずに歩き続けられるか、妥協する自分に勝てるかが重要になってきます。
まとめ
何度も言いますが、キリマンジャロ登山は気持ちとの勝負です。
極端な話、手ぶらでも財布と気持ちさえあれば挑戦できるのがキリマンジャロ登山です。
(ツアー会社が必要なものを全部レンタルできるので。)
私のような素人でもチャレンジできるところが、キリマンジャロの魅力です!
何かに挑戦したいかたはキリマンジャロに!
次回はキリマンジャロ登山の記録を書いていきます。