登山未経験者のキリマンジャロ登山 辛かったこと3選とその対策
今日はキリマンジャロ登山を通して感じた辛かったことと、それらの対策方法について3選を説明していきます。
高山病
キリマンジャロで一番辛かったと言って良いでしょう。
高山病とは高地で酸素が欠乏することによって引き起こされる病気です。
主な症状としては、頭痛、神経痛、吐き気、だるさなどがあげられます。
キリマンジャロ登山はなるべく高山病を防ぐために高度順応日を設けたり、休憩を多くするなどツアー会社や日程にによって配慮してくれますが、それでも高山病になることは覚悟しておくことをおすすめします。
私の場合はそれまで平気だったものが、5000mを過ぎた辺りから頭痛、吐き気、めまいなどの症状が出て、それらに耐えながら登りました。
対策
- 水をとにかくたくさん飲むことです。
1日3リットル以上の水を飲むことを意識しました。寒くなると水を飲むのも辛くなりますが、それでもとにかく水を飲むことを意識してください。
- ダイアモックスを飲む
高山病の症状を抑える薬です。
ツアー会社のメインガイドの方がくれました。
寒さ
日中はとにかく歩くので寒さはそこまで感じませんが、夜キャンプを張るときは寒さがとても辛いです。
テントの中で寝泊まりをするわけですので、その寒さは夜も眠れないほど辛いものがあると思います。
対策
- ホッカイロは常備する
いくら重ね着をしても寒いものは寒いですよね。そんなときはホッカイロをたくさん用意して、寝袋に仕込んでおけばある程度は暖かくして眠ることができると思います。
環境
日本での生活とは全く違う環境でストレスを感じてしまうことが多々あると思います。
- テント泊
- 1週間の風呂なし
- 便所の環境(大便したくても寒くて尻が出せない)
- ご飯
対策
こればかりは我慢するしかありません。
環境は変えられないので、自分を強く持つことや、ある程度の環境でも過ごせるようなトレーニングもしておいた方が良いかもしれません。
まとめ
これらの辛いことというのは不可抗力かとしれませんが、ある程度の準備や、対策、こういったことが起こるということを把握しておくだけでもだいぶ変わってくると思います。
備えあれば憂いなしを頭に入れて頑張ってください!